ｺﾐｯｸﾏｰｹｯﾄ71　九州旅行編

　　◆　「月の都を訪ねて・・・」　関門海峡・博多・熊本方面の旅　◆ 　　 2006年12月28日（木）




2006年12月28日（木）　午前０：００　ＪＲ岡山駅中央改札口



2007年から自動改札を導入するに伴って、改札口も簡易的なものに改修されていました。
こんな夜遅くに岡山駅に居る理由は、ただ一つ・・・。



夜行臨時快速 ムーンライト九州号に乗るだけさ！

それは、分かったけど岡山駅の電光掲示板って御丁寧に貨物列車の通過時間まで表示してくれるんですね～？


所定の時間になり、『いい日、旅立ち』の音楽が岡山駅に流れると、ムーンライト九州号が入線してきた。

早速、乗り込むが・・・ここで思いがけぬトラブル発生！！


自分の指定席に他の客が寝ているーーー？！


と、とりあえず最後尾にある車掌室に事情を説明しに行くことに・・・（ちなみに、この日は展望車増結なし編成でした）

すると、ここでも信じられないことが！！　どちらの切符も同日、同座席の指定席を指していることが判明！
こんな事ってあるんだ～？　結局、座席で先に寝ている人を起すのは申し訳ないので、自分は車掌さんの計らいで、
同じ号車で空席になっている２座席に座らせていただくことになった。　まぁ、正規に座れれば全然問題ない。

しばらくすると、車掌さんから言わた空席のはずの隣座席に一人の女性が来た。


女性 「お隣良いですか？」

Nozomi 「はぁ・・・どうぞ～」


見ず知らずの人だったけど、ふとしたことから話があって事情を聞いてみる事に。

どうやら、全席指定とは知らずに岡山から乗ったので、車掌さんに事情を話して指定料金を払って、この座席を指定されたらしい。

聞けば、自分と同年代だったので、しばらくの間、18切符のルール等を教えてあげた。　旅って良いよね～♪


さて、そこから熟睡モードに入って早朝、下車予定駅に到着した。




ＪＲ西日本 満弦ヶ崎中央連絡港市中央駅！！・・・じゃなくて（ぉ


　

ＪＲ西日本　下関駅です。


ここで、ムーンライト九州号とは一足早くお別れします。

JR下関駅からは、路線バスのサンデンバスに乗り換えて一路、壇ノ浦方面を目指して関門海峡に行きます。
途中には『しものせき市立下関水族館　海響館』という、これもまた「夜明けな」モデル地になった場所があるが、今回はスルー・・・　


　：　「のぞみくん・・・なんで、王立月博物館のモデル地には来なかったのかしら？」


　Ｗｅｓｔ Ｎｏｚｏｍｉ　：　「えっ、あっ・・・ほら～、夜明け前だったし写真撮れなかったし・・・門司港駅の電車乗継が・・・」


　：　「お兄ちゃん・・・それ全然言い訳になって無いよ？」

　：　「のぞみくん・・・ごはん抜き♪」


　Ｗｅｓｔ Ｎｏｚｏｍｉ　：　「えっ、え～～～っ？！」　（自業自得です）



さやかさんに怒られてしまい、意気消沈中なWestNozomiですが（笑）　とりあえず、目的地に到着しました。



『NEXCO西日本高速道路　関門海峡人道トンネル　下関口』


なんと、今回は「どーせ九州行くなら、電車も良いけど自分の足で渡ってみよーぜ！！」ってな、ノリで九州まで歩いて行きます！！

　

旧JH日本道路公団の管轄道路なので、当然のごとく２輪車などは通行料２０円を徴収されます。 （但し、歩行者は無料）

専用エレベーターに乗って、いざ関門海峡地下 約55m下へ！！　バイバイ本州～♪



エレベーターを降りると、まさに別世界・・・ってこともなく、ただの地下道みたいな感じ。

下関側から県境までは、約400ｍくらい緩やかな坂になっています。　しかし、寂しいな～？　パートナーを呼ぶか！！



リースたんと一緒～♪（ｵｲｵｲｵｲ

地下道と来れば、リースじゃなくてフィアッカ様だったかな～？　まぁ、良いか！（ｲｲﾉｶﾖ
しばらく、歩いていると中央に白線が見えてきた。

　

山口県（本州）⇔福岡県（九州）　県境ｷﾀｰ!!


せっかくだから、地図上では絶対に不可能な福岡県と山口県を跨いで見ることにする。　これは、結構面白い♪

さて、県境を越えて九州に入ると出口まで380ｍくらい緩やかな上り坂になります。　歩き始めること約5分。



門司（九州）側に到着です！　道路標示も下関は逆方法を指しているでしょ？

　

それじゃあ、九州上陸記念にリースたんと記念写真♪

　：　「のぞみ・・・電車の時間に間に合わない・・・」


　Ｗｅｓｔ Ｎｏｚｏｍｉ　：　「ハッ？！」　


【現在時刻】 ＡＭ７：０５ → JR門司港駅７：２０発の電車に乗らないとアウト！（九州内の乗り継ぎが不便になる為）





いきなり、全力疾走ですか？！ Σ(￣□￣；

関門海峡から吹く向かい風の強風に煽られ、夜明け前の関門橋を背にして門司港を全力疾走するWestNozomi・・・



やっと、見えてきたJR門司港駅・・・ここまで、相当の距離はあります。 めっさ、遠いよ？！

　

発車3分前に何とか間に合った・・・早朝から、ランニングというより本格的な短距離走を経験しました。

　

門司港からは、日豊本線の普通列車でJR小倉駅を目指します。　ここで、鹿児島本線の快速列車に乗換えます。

駅電光掲示板には、『特急きらめき』の文字が？！　この特急名称は一昔前までは北陸地方で活躍していた特急愛称でした。



さて、快速列車でJR博多駅まで乗って、ここで再度、快速列車　羽犬塚行きに乗り換えます。

　

「九州新幹線の工事は順調に進んでるな～？」等と考えていると、あっという間に、羽犬塚駅に到着。

　

この駅にて、今度は熊本方面新八代行きワンマン電車に乗り換え・・・って・・・。

なんですか？！普通電車のくせに革張りの転回クロスシートなんて！！　一瞬、特急に乗り間違えたかと思いましたよ！
ＪＲ九州って車掌さんや運転士の制服もセンス良いし、車両もクオリティー高すぎ！ 本州3社とは大違いだ（ぉ



熊本～。 くまもと～。

ちょっと来たくなったから、来て見た熊本・・・。

　

おっ！ 熊本市電が停まっているな～？　実は、LRT以外で路面電車に乗ったことのない奴･･･（←ﾅﾆｯ!?

路面電車って、結構面白かったな・・・




短い時間だったが、熊本城を見学する。

ふむふむ･･･あ～っ、この場所でV6長野主演のウルトラマンティガのロケが行われたのか～？（ぉ

そんな、どうでも良い事を考えていると来たのは熊本市電 低床車両！　う～ん、やっぱり低床車は快適だね～？

　

さて、熊本観光は短いけど一通り終わったし、博多に戻るとしますか！

18きっぷだから運賃表は気にしなくていいんですけど・・・



誰ですか？　「さくらちゃ～ん」とか「準にゃん♪」って言っている人は？！

ちなみに、前者は『吉野（よしの）駅』と読みますが、後者は『渡瀬（わたせ）駅』と読みます。（注：準にゃんの名字は渡良瀬です！）

　

復路で利用したのは815系電車。　思いっきり、ロングシート車です・・・はい。 orz



ロングシート車815系から途中の大牟田駅で、811系 準快速　門司港行きに乗換えます。

準快速・・・また、微妙なネーミングですね。

　

熊本駅で買って来た駅弁『くまもと自然鶏俵弁当』を、食べながら先頭の展望可能席に座る・・・う～ん、幸せ♪
転回クロスシートだから、文句無く楽しませて頂きました！　



そうこうしている間に、ＪＲ博多駅に到着ですよ～☆　・・・あれ？駅標が青いよ？（JR九州ｺｰﾎﾟﾚｰﾄｶﾗｰは赤色）



ＪＲ西日本区間の新幹線のりかえです。



うわぁ～♪　プロデューサーさん、５００系ですよ？！　ごひゃくけいしんかんせん！！

このBlogアドレスや、ニックネームから推測できるように、かなりの500系大好き人間な自分です。だけど・・・


実車を間近で見るのは、実は初めてなんです！！ （←ﾅﾆｯ?!


この新幹線に乗りたいですが、これは回送列車。　自分が乗車予定の新幹線は、アッチ →

　

うわぁ～♪　プロデューサーさん、１００系ですよ？！　ひゃくけいしんかんせん！！（ぉ

自分くらいの年代層（10代後半～20代前半）になると、新幹線＝100系or300系と連想する時代の人間です。
ちなみに、新幹線のぞみ号といえば、やっぱり300系のイメージが、どうしても強くあります。

全席グリーン車並の２×２の広々としたシートで、向かった先は・・・

　

ＪＲ西日本　博多南線　博多南駅。　・・・誰が、東京方面に行くなんて言いました？


山陽新幹線の支線みたいな感じで、物理的に言えば新幹線の旅客扱いする駅で言えば終点駅になります。
しかし、この駅は法律上は新幹線の駅ではなく、あくまでも全車特急列車しか停車しない在来線駅の扱いになっています。

まぁ、片道290円（運賃190円＋特急券100円）の格安料金で乗れる新幹線ってことで結構有名な路線ですけどね！



博多南線は、新幹線の博多総合車両基地に列車を送り込む回送線を旅客用に改造した路線です。
つまり、駅ホームは車両基地の一角にあり、様々な新幹線車両を望むことが出来ます。　あっ、700系ひかりレールスターだ！！



普通の街にある、小さな駅だけど他の駅とは違うのは、ホームに新幹線が停車していることかな？

ちなみに、運が良ければ博多南線にも700系ひかりレールスター編成が運行されることもあるそうですよ！！


さぁ～て、JR博多駅 在来線ホームに戻ってくると、ある特急列車が停車していた。




Ｑ ： この特急列車の名前は何て言うでしょう？


知らないの？・・・あちゃ～、そりゃマズイですね・・・これくらい知っておかないと！！





Ａ ： 特急みどり号ですよ！！　翠！！　みどりん～♪　


・・・・・・九州のファンの皆さんスイマセン・・・これが、やりたかっただけなんです。



気を取り直して、博多駅前から西鉄バスに乗って福岡の中心市街地『天神』を目指す。　あれが福岡三越ですか～？

一応、この場所は満弦ヶ崎中央連絡港市街地のモデルになっている場所なんですが・・・

　

・・・合成ですね。orz

でも、エステルの後方に見える茶色のビルは、辛うじて福岡三越のビルだってことは確認できました。


さてさて、天神まで来たら近くのアニメイト、メロンブックス、とらのあな、まんだらけetc...に寄り道する。（←ﾏﾀｶﾖ!

旅先でもアニメ専門店に行くのは悲しいかな･･･本能みたいです。　ちなみに、福岡で『小説：はぴねす！うぃんた～』を購入しました。


この後、中州の屋台などでラーメンなどを食べて軽く福岡を満喫したとです・・・。



再び西鉄バスに乗りJR博多駅に戻る。　駅前にある福岡交通センター内にあるゲーセンや、本屋、GAMERSなどを見て周り、
20:39博多発の新大阪行き快速ムーンライト九州号に乗り込みました。



「博多の次は、『うまか』に停車いたしま～す♪」　・・・いや、停車しねーよ！　次は、折尾に停車します。（笑）

ムーンライト九州は、運転停車を繰り返しながら門司で機関車交換して本州上陸！　一路、新大阪を目指します。

ここで、午前0:00になったので、長かった2日目の旅行記は、ここまで！


　：　「明日は、東海道本線縦断だね♪　頑張って、お兄ちゃん！」


・・・さてと、頑張るか！